■ 住宅省エネ2025キャンペーン
新築とリフォームを対象にした、4つの補助事業により、家庭部門の省エネ化を促進するための制度。一部の新築住宅を除き、子育て世帯に限らず、すべての世帯が対象になります。
今回は、新築住宅に活用できる子育てグリーン住宅支援事業についてお伝えします。
■ 最大160万円!子育てグリーン住宅支援事業
子育てグリーン住宅支援事業とは
2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、新築住宅について、エネルギー価格などの物価高騰の影響を受けやすい子育て世帯などに対して、「ZEH基準の水準を大きく上回る省エネ住宅」(GX志向型住宅)の導入や2030年度までの「新築住宅のZEH基準の省エネルギー性能確保」の義務化に向けた支援を行う事業のこと。(参考:事業概要|子育てグリーン住宅支援事業【公式】)
対象となる住宅は以下の通りです。


特に注目したいのが、160万円の補助があるGX志向型住宅です。
長期優良住宅やZEH水準住宅の対象が、子育て・若者世帯に限られるのに対して、GX志向型住宅はすべての世帯が対象となっているところも特徴的です。
■ GX志向型住宅とは?
2050年カーボンニュートラル実現に向けて、政府が新しく設けた住宅の基準です。建物の省エネ性能をさらに向上させることを目的としていて、ZEHよりも高い基準を設けた、一次エネルギー消費量ゼロを実現する次世代型の省エネ住宅です。「GX(グリーントランスフォーメーション)」の考えに基づいていて、「脱炭素型志向住宅」とも呼ばれています。
■ GX志向型住宅の基準
① 断熱等級「6以上」であること
② 再エネを除く一次エネルギー消費量削減率が35%以上
③ 再エネを含む一次エネルギー消費量削減率が100%以上
①は住宅の断熱性能 ②、③は省エネ性能が求められています。
さらに、新たに「HEMSの導入」の要件が追加されました。
詳細については、後日発表となっています。
高性能なGX志向型住宅は、寒暖差の厳しい信州でも1年中快適に暮らせます。
さらに、年間の光熱費もグッと抑えることができるので物価高が続く今、家計にも優しい選択です。
ただ補助金が活用できるとは言っても、GX志向型住宅は高断熱や省エネ設備の導入に加えて太陽光発電も必須となるので、建築費用の値上がりが気になりますよね。
ミライエ建築工房では設立当初から、新築全棟ゼロ・エネルギー住宅(ZEH)の性能にこだわった家づくりをしています。ZEH基準はもちろん、それをはるかに上回る高断熱・高気密・高耐震を標準とする高性能な住宅を建て続けているからこそ、GX志向型住宅にするために大幅なコストアップをするということはありません。
また、太陽光発電の導入に関しても製品代が実質無料になる「建て得」を活用しています。(搭載容量によって別途取付工事費用が掛かる場合もあります。)
その他、こうした補助金と併用できる自治体の補助金がある場合には、そちらもしっかりと活用し、お客様に安心していただける家づくりを行っています。
補助金を活用して、地球にも、身体にも、おサイフにも優しい高性能なお家で1年中快適な暮らしを実現しませんか。
2024年11月22日以降に基礎工事を着手した場合から対象です。
補助金の上限額に達し次第で終了になるので、気になる方は早めに進めていきましょう。
次回は、リフォームで使える補助金についてお伝えします。
リフォームをお考えの方は、ぜひそちらをご覧ください!
■ 新築・リフォームに関するご相談、今回の補助金の活用や建て得に関するご質問も随時受け付けています。CONTACTより、お気軽にご相談ください。
■ 3月中は「小さな平屋」に特化した無料相談会も開催しています。
必要なものも必要な分だけ持つ、そんなシンプルでコンパクトな暮らしにご興味のある方、小さな平屋建てをご検討中の方はこの機会にご相談ください。
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